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  • 2024.03.12
  • イベントレポート
ジュエリー・タナカのSDGs「真珠ハートプロジェクト」

 

今回は当店が行っている「真珠ハートプロジェクト」をご紹介いたします。

過去のブログでご紹介もしておりますが、当店のプロジェクト始動への思いも含めて、ご紹介したいと思います。

 


取り組みについて


「真珠ハートプロジェクト」は、2021年に開始しました。

真珠のネックレスは海外輸出向けの規格で作られていることもあり、日本人には長すぎることが多々。お客様の首周りに合わせて長さを調節した際に出てくる真珠は、ほとんどお客様のタンスの肥やしになっている状態でした。

お客様にその調整した真珠の残りを寄付していただき、ご寄付いただいたパールを責任を持って、ジュエリー・タナカが一粒パールネックレスに加工し、県内のひとり親家庭のお母さん達にプレゼントすることにしました。

このプロジェクトの始動は「ひとり親家庭の子供に対する支援やプレゼントは多くありますが、子育てや仕事に追われ、自分のことが後回しになっているお母様方の支援が無いのでは」といった思いからです。

 

 


SDGaの観点からみた「真珠」


近年、真珠はSDGsの観点からも注目を集めています。

真珠を生成する過程で二酸化炭素を吸収したり、真珠以外の部分も、貝柱は食用になったり、貝殻も装飾品などで活用されており、資源の無駄が少ないのです。

また日本人にとって古来から最も身近な宝石である「真珠」は、親から子、そして孫へ受け継がれてきた宝石でもあり、その存在自体がサスティナブル(持続可能)な存在だとも言えます。

 


第1回 贈呈式


第1回の贈呈式では、岡山県内だけでなく、北は仙台から、南は鹿児島まで、大変多くの方のご厚意により、76粒の真珠を寄付していただきました!

ご協力いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。

2021年9月、岡山県内5名のひとり親家庭のお母様に贈呈いたしました。

 

▼ご参加いただいたお母様の声

【真珠ハートプロジェクト】岡山の頑張るお母さんに真珠のネックレスを贈呈しました!

 

 


SDGs2の5つの項目に貢献


このプロジェクトは、持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールの内、5つの目標達成に貢献しています。

 

 

1,貧困をなくそう

ひとり親家庭の子供に対する支援やプレゼントは多くありますが、子育てや仕事に追われ、自分のことが後回しになっているお母さん達の支援を宝石を通して行っています。

 

5,ジェンダー平等を実現しよう

ひとり親家庭の母親もしくは、18歳で施設を卒業するお子様にプレゼントすることで、ジェンダーの平等と、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る事に貢献します。

 

10,人や国の不平等をなくそう

社会的、経済的に厳しい状況に置かれている方々への支援をすることで、国内および国家間の格差を是正することに努めます。

 

12,つくる責任つかう責任

使われなくなった真珠を、必要な人に、必要な形にして届けることで、持続可能な消費と生産のパターンを確保することに努めます。

 

17,パートナーシップで目標を達成しよう

このプロジェクトを通じ、さまざまな方々とのパートナーシップを構築し、一緒になって、社会貢献をしていきます。

 

 


今後も活動を続けパールの寄付をお待ちしております


このプロジェクトに寄付していただいた方からも、「眠っていた真珠が、必要な方にお渡しでき、さらに喜んでいただけて、こちらも大変嬉しいです」との声をいただいています。

ジュエリーの役割は、身を飾ることだけではなく身に着ける人の精神的な支えとなること、そして、心を豊かにすることだと考えています。また受け継がれるものであり、持ち主と共に時間を過ごすものだとも感じています。

ジュエリー・タナカでは、今後とも「真珠ハートプロジェクト」の取り組みを続け、ジュエリーによって皆様が笑顔になれるよう、邁進してまいります。

もし寄付していただける真珠がございましたら、温かいご支援をお待ちしております。

 

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