新たな命の誕生からご長寿まで、人生の節目を祝う風習がある日本。

 

元々、還暦・古希など長寿を祝う発祥は、古代中国が始まりです。

 

日本では、奈良時代に貴族たちの間で、江戸時代になって一般的に行われるようになりました。

 

発祥の地、中国では

家族の誰かが還暦を迎えると、必ず家族全員が集合し、

「紅包」とよばれる袋にお祝いを入れて贈呈し、盛大にお祝いするそうです。

 

また、アメリカでは

60歳を迎える日を「ダイヤモンド記念日」と言って

ダイヤモンドを贈り、盛大にパーティーをします。

 

日本では

「還暦＝赤いちゃんちゃんこ」とイメージされますが、

それは、

十干十二支が一巡して元の暦に戻ることに由来し、

「還暦からまた新たな人生が始まる！」という意味が込められています。

 

赤＝魔除け・縁起の良さから、情熱的な赤色の宝石を身に着け、

新たな始まりを意識するのも素敵ですね。