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  • 2021.09.11
  • 宝石・ジュエリー豆知識
ジュエリーのふるさと

皆さんの手元や首元を飾るジュエリーはどこからやって来たかご存じですか??

 

もちろん、宝石はほとんどが海外です。ルビーならミャンマー、サファイアならスリランカ、ダイヤモンドは南アフリカなど・・・

 

しかし、その石を身に着けられるようにする場所は違います。実は山梨県の甲府であることが多くあります。甲府は「宝石の町」と呼ばれるほどジュエリー加工産業が盛んな所です。

 

なぜそうなったのか、それは江戸時代まで遡ります。もともと甲府の金鋒山一帯からは水晶が産出しており、その水晶を研磨したり、身に着けられるように加工したりすることで、技術が発達してきました。

 

やがて水晶はほとんど枯渇し、水晶研磨や加工で身に着けた技術をもとに、ジュエリー加工を請け負う職人が多く生まれました。そして、今では、世界の中でも高水準のジュエリー加工技術を持つ町になったと言われています。

 

そんなジュエリーのふるさとから、作り手が直接ジュエリーを持って岡山に来てくれています。9月13日(月)まで、山梨甲府のジュエリー工房に協力してもらい、秋の新作ジュエリーの発表会を行っています。

 

今回の目玉は、10カラット近い、ブルーサファイアのネックレスです(非売品)熟練の加工技術と、奇跡の宝石を楽しみにいらしてくださいね~